2025.05.09
甲府市内で開かれた「やまなし空の移動革命・社会実装推進ネットワーク」の第1回会議(昨年9月、県提供)
大阪・関西万博の目玉の一つとしてお披露目された「空飛ぶクルマ」。電気を動力とし、狭い場所での垂直離着陸が可能なことなどから、次世代の移動手段として注目されている。山梨県でも社会実装に向けた取り組みが本格化しており、早ければ2020年代後半、富士北麓地域での観光遊覧を目指すという。これに向け今秋、ヘリコプターを使い遊覧ルートの実証実験を行う予定だ。安全性の確保や法整備などの課題もあるが、県の担当者は「遠い未来の乗り物ではないことを知ってほしい」と話し、取り組みの周知と機運醸成に力を入れている。
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