2025.03.07
甲府市の建設業・地建工業(松村公二会長)はこのほど、大国小(青木央校長)に災害時に被害を減らす効果がある樹木「防災樹」と記念碑を贈呈した。同社が防災や減災の意識を高めてもらおうと贈ったもので、水害時に建物の被害を軽減する「ドウダンツツジ」、火災の拡大を防ぐ「ムラサキシキブ」、積雪時の倒木を予防する「ユキヤナギ」の3本。同小は、地域の防災拠点として児童らが災害への備えを学ぶきっかけにしたいとしている。
贈呈式も行われ、地建工業の松村会長から青木校長に贈呈書が手渡された。松村会長は「南海トラフ大地震も懸念されている中で、将来を担う子供たちの防災・減災の意識向上につながるよう祈りを込めた」と話した。記念碑には防災樹の効果を記している。