2025.04.04
カウンター客の木魚に合わせてシェイカーを振る住職
お供えものに囲まれた御本尊
現役の寺の住職が、木魚に合わせシェイカーを振る「甲府坊主バー 地蔵庵」が2月、市内中心街に開店し、話題になっている。ほの暗い店内には、ご本尊、大日如来、掛け軸、卒塔婆などが置かれ、お香の匂いがほのかに漂う。来店客が入れたボトルは「お供えもの」として、誰でも一杯から注文できるほか、酩酊せぬよう「お酒は5杯まで」という独自のルールも。カウンター客の打ち明け話に共感する住職の姿は女性客に人気で、X(旧ツイッター)を見た県外からの来店者もちらほら。「お寺の外の世界を見たかった」との思いで始めたという〝坊主バー〟に潜入した。
(前文のみ掲載。年間購読のお問い合わせ)