【山梨県】有機フッ素化合物(PFAS) 県内で相次ぎ検出

2024.12.20

【山梨県】有機フッ素化合物(PFAS) 県内で相次ぎ検出

PFASによる水質汚染のイメージ


甲州、笛吹、北杜を県が監視


発がん性が疑われる「有機フッ素化合物」(=メモ①②)が県内の地下水などで相次ぎ検出されている。水道水1㍑当たりの国の「暫定目標値」は50ナノ㌘(ナノは10億分の1)。県内では、2021年度に最高濃度130ナノ㌘/㍑をつけた甲州市内の井戸が現在も3ケタを維持、県は監視(モニタリング)中だ。北杜市内の「明野産業廃棄物最終処分場」の浸出水(メモ③)は5月、県の検査で320ナノ㌘/㍑となったが、処理後、目標値を下回った。一方、国の全国水道調査では、北杜市内2カ所、韮崎市内1カ所で目標値を下回る濃度を検出。環境省が遵守義務のない「暫定目標値」を、水道法の「水質基準」に格上げする検討を進める中、地域での監視が続く。


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