【山梨県】訪問介護 報酬引き下げで〝激震〟

2024.09.27

【山梨県】訪問介護 報酬引き下げで〝激震〟

甲府市内の訪問介護事業所





低賃金と激務で人材不足深刻


事業収入に当たる介護報酬が今年度から2%引き下げられた「訪問介護事業所」で〝激震〟が続いている。民間調査会社「東京商工リサーチ」によると、2024年(1〜8月)の介護事業者の倒産件数は全国で114件(前年同期比44%増)と過去最悪のペースで、訪問介護が55件と最多を占めた。月額給与が全産業平均を7万円も下回るとされる「介護ヘルパー」は、〝低賃金と激務〟から人材不足は深刻。山梨県は9月補正予算で、報酬引き下げの策として厚生労働省が打ち出した「(介護職の)処遇改善新加算」の取得支援策を講じる。給与アップにはつながるが、経営改善には充当できず課題山積だ。

(前文のみ掲載。年間購読のお問い合わせ

お問い合わせ

ご意見・ご感想・ご質問など、こちらのメールフォームからお問い合わせください。

メールフォーム

記事の使用について

指定の申請書に記入してお申し込みください。FAXまたは、メールまたは、郵送でお申し込みください。

記事利用の申し込み