2026.01.23
タンク内のもろみをかき混ぜる「櫂入れ」を行う芦沢祥行さん
日本酒「春鶯囀」で知られる富士川町の萬屋醸造店(深沢透社長)では、2月4日の立春を前に、日本名門酒会(東京)が全国で企画する「立春朝搾り」の仕込み作業が順調に進んでいる。
「立春朝搾り」は35都道府県あわせて42蔵で醸造され、2月4日未明からもろみを搾り、その日のうちに一斉販売される地酒販売促進キャンペーン。前日の節分に豆まきで邪気をはらい、新たな気持ちで春を迎えるための「縁起酒」といわれている。出荷数は全国で計約26万本を予定。同社では2002年から参加しており今年で25年目を迎える。
酒造りの責任者で杜氏を務める芦沢祥行さん(53)は「今回は仕込み始めた昨年末に気温が下がり、発酵を進めるために温めるなど温度管理に気を使った。酒質は春らしい爽快感がある新酒ならではの味わいに仕上がりそうだ」と話している。
春鶯囀純米吟醸生原酒「立春朝搾り」(720㍉㍑)は1本2200円で、今年は約7800本を生産し、日本名門酒会山梨支部に加盟する12店舗で限定販売する。要予約。申し込みは1月30日まで。
問い合わせは同支部(武田食品内)、電話055(235)1142