【山梨県】​県内難病患者

2025.10.31

【山梨県】​県内難病患者

県内難病患者

5年で漸増、昨年度は5487人

就労進むも認知度向上に課題

膠原病(こうげんびょう)、パーキンソン病、ALS(筋萎縮性側索硬化症)…。いずれも国の指定難病だが、患者本人をはじめ、家族、友人など身近に疾患者がいなければ、どんな病気かはよくは分からないだろう。このため、今月1日、甲府市内で「やまなし難病フェス2025」(主催・「県難病・疾病団体連絡協議会」)が初めて開かれ、6患者団体が参加、難病疾患の現状を県民に周知した。一方、県は今年度、初めて難病を患う県職員3人を採用。自治体としても全国初といい、来年度も同数を採用する。県内の昨年度の難病患者は5487人で過去5年漸増。就労の現状と課題を取材した。

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