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2010.6.18 
自民の血
 プロ野球元巨人軍エースの堀内恒夫氏の出馬会見で印象的だったのがネクタイだった。オレンジのストライプ、巨人軍カラーである。出馬会見でも「オレンジ系のネクタイを30本用意した。ハンカチもオレンジ」とこだわりを見せた。関係者によると、既に読売グループ最高幹部とも秘密裏に会談、内容は不明だが、グループに対する支援要請などが話し合われたとみられる。
 堀内氏といえば現役時代「悪太郎」の異名を取る〝やんちゃな大投手〟として親しまれた球界のビッグスターだが、一方で、各党が競った著名人擁立合戦は批判の矢面に。ただ喜色満面で堀内氏と記念写真に収まった自民党幹部の表情からは、V9戦士人気にあやかりたい心情がありありだった。
 もともと同氏は党県連が進めた今参院選山梨選挙区の最終候補6人にもリストアップされていた。採点方式を導入した今回、男性候補は同氏と会社役員2人が残ったが、県連は女性候補に絞って選考を進めた経緯があり、最終候補になり得なかった。
 ところで、その堀内氏の言葉が振るっていた。出馬会見で同氏は「父親も自民党の支持者だったから、幼い時から自民の血が流れている。自民党からの出馬に違和感はない」―。出身球団などから推し量れば当然の政党選択だが、新党乱立下、「自民の血」という文字通りの直球表現はよくも悪くも印象的だった。今参院選の比例代表候補には堀内氏のほか、民主党の八代英太元郵政相、さらに自民党を離党した元小泉チルドレン・小野次郎前衆院議員がみんなの党から出馬する。山梨選挙区もだが、背景が異なる県人比例三人衆の当落の行方もまた、関心が集まりそうだ。

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