糖度15度、豊潤な甘さが口いっぱいに広がり、採り立ては生でも食べられるフルーツコーンの代表格「甘々娘」。市川三郷町では収穫のピークを迎えている。三珠地区の丹沢淳さん(63歳)は、畜産、養蚕、稲作と農業一筋。今年3月までJA西八代野菜部会長を務めた。「甘々娘」の栽培に取り組んで12年、いまや全国に知られる同町の特産物となった。ネーミングは農協、種苗業者、市場関係者によるもの。昭和24年にヒットした歌謡曲「銀座カンカン娘」がヒントだという。
「気温の変化に敏感で栽培の難しい品種だが、市川三郷町のきめの細かい肥沃な土と、豊かな水、長い日照時間が栽培に適していた」と分析する。全国ブランドとなった今も、品質の維持と栽培技術の向上に力を入れている。
「甘々娘を全国にPRして、市川三郷町を活性化し、山梨の元気を伝えたい」と丹沢さん。明日18日には「甘々娘収穫祭」が市川三郷町・歌舞伎文化公園で開催される。「今年の甘々娘は天候にも恵まれ出来はいいよ」と笑顔でアピールする。
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たんざわ まこと
1948年、市川三郷町(旧三珠町)生まれ。20歳から農業に従事。三珠農産物販売組合「安心の館」組合長。一男一女を育て、現在は圭子夫人と二人暮らし。
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