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清春白樺美術館 展示室
山梨県北杜市長坂町中丸2072
TEL.0551(32)4865
清春芸術村入場料
一般1500円(1400)
高・大学生1000円(900)
小・中学生無料
()内は20人以上の団体料金
開館時間
午前10時〜午後5時
(入館は閉館30分前まで)
休館日
月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
交通機関
JR中央本線長坂駅から車で5分/中央自動車道長坂I.C.から10分
駐車場
50台



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 「ゆくゆくは、美術館を機縁として何か人類の平和と愛と喜びと理解と友愛の運動を日本にも起こしたいものと思ふ」。
 武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)、志賀直哉ら『白樺』の同人は、理想的な美術館の創設を夢見ていた。しかしその夢は関東大震災によって夢のままとなってしまった。
 1983年、東京・銀座の吉井画廊のオーナー・吉井長三氏が、敬愛し、個人的にも親交があった武者小路、 志賀らの夢を実現した。勇壮な甲斐駒ケ岳の姿と桜が美しい清春小学校跡につくられた「清春芸術村」の一角に「清春美術館」を開館した。
 白樺の木に囲まれた同館は、『白樺』の同人が最も重視し、作品を紹介し続けたセザンヌ、ゴッホ、ロダンの三巨匠のほか、ルオー、ピカソ、ジャコメッティ、梅原龍三郎、岸田劉生(りゅうせい)、有島生馬、高村光太郎らの作品のほか『白樺』同人の書画、『白樺』関係の原稿、手紙など約800点を収蔵、展示している。
 企画展示室では年に4、5回、白樺派に関係のあった芸術家や文人、あるいは「パブロ・ピカソ少年時代の絵展」「アントニ・クラーベ展」といったヨーロッパの巨匠の油彩画、素描、版画、彫刻、書などの特別企画展示が開かれる。
 
ラ・リューシュ
ラ・リューシュ

清春芸術村
 清春芸術村内には、「ルオー礼拝堂」や会員制貸しアトリエの「ラ・リューシュ」、「梅原龍三郎アトリエ」のほか、レストラン「ラ・パレット」などの施設がある。春、清春小学校時代からの桜が満開になると、南アルプスの山々を背景に咲き誇る桜をカメラに納める人々が後を絶たない。

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