外観

 ア・ミュジアム・オブ・アート 

 JR小海線・清里駅の北部、 標高1300mの高原地帯にある清里の森。 カラマツの木立ち、 小川のせせらぎや鳥のさえずりが聞こえる自然をそのまま生かした環境の中に 「ア・ミュジアム・オブ・アート」 がたたずんでいる。  
 彫刻家の田中晴彦氏と夫人のチカ子さん(館長)が二人三脚で準備、 昭和62年に開館した。 展示されているのは田中氏の作品で、 どれも50m角ほどのショーケースに入る小品だが、 独自に研究を重ねてきた工芸技術で宝石、 貴金属、 木など多様な素材を組み合わせ、 作品では 「人間の業」 をテーマに“心”を表現している。
 明るく広々として解放感にあふれる館内は、 同氏の意識の変化にあわせてフロアごとに初期、 中期、 最近の作品に分けられている。 20歳代の作品は宝石の彫刻。 モチーフには昆虫と果物、 野菜、 海などの自然を扱ったものが多く、 本能のままに生きる動物・昆虫を題材に、 宝石のベールをまとうことで人間を象徴させ、 欲望(食、 性、 物質、 金、 名声など)を表現している。 30歳代以降の作品には宝石や貴金属以外に漆などの素材が使われている。
  「都市を離れた、 非日常の時間の中のほうが、 よりいっそう人間の内側に迫れるのでは」 と田中氏は言う。
 展示作品数は常時40点ほど。 年に2、 3回、 少数の作品を入れ替える。 「将来的に他作家の作品の展示も考えている。 感性のすばらしい人を育てる意味も含め、 ここが広く作品発表の場となれば」 と館長。

展示風景

入館料 大人800円、小中学生500円
開館時間 午前10時〜午後5時
休館日 12月〜3月
駐車場 30台
交通機関 JR小海線清里駅から車で3分/
中央自動車道須玉ICから車で30分
住所
電話番号
山梨県北杜市高根町清里の森2-1-1
0551(48)3733

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