


| 南アルプス市鮎沢505 tel055(282)1278 | ||||||
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| 古長禅寺は深向院から52号線をさらに北に1.5kmほど進み、少し東に入った閑静な場所にある。標識が出ているので迷うことはないが、右折する道は狭い。この付近は農村地帯であり、また寺域一帯が大きな木々におおわれているのでとくに静かな雰囲気を感じさせる。 大きな旧家のようにも見える寺の門を潜ると、庭の中央には夢窓国師の作となる"心字池"と庭園が広がっていて、水面の上に大きくせり出しているフジ棚が花の頃には美しい。また、境内と道を隔てた東側の寺域に、旧客殿の四隅に植えられたという樹齢600年と推定される大ビャクシンがある。これは夢窓国師手植えの"四つの白壇"と呼ばれて国の天然記念物となっている。 | ||||||
![]() 樹齢600年といわれる大ビャクシン | ||||||
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かつてここは真言宗の大寺であった西光寺の跡といわれ、正和5年(1316)に夢窓国師が長禅寺を創建した。その後、この地方の豪族・大井信達氏の娘であった武田信玄の母の大井夫人が当時の住持である岐秀元伯和尚に帰依して菩提寺とした。山号の瑞雲山は大井夫人の法号瑞雲院殿からとられたものだ。武田信玄は幼い頃、母の大井夫人に伴われて時の住持岐秀について参禅した。大井夫人が亡くなったあと、信玄は甲府(府中)の館近くに新たな長禅寺(第58番)を建立して母の菩提寺としたので、ここは古長禅寺と呼ばれるようになった。 大正13年(1924)に近隣の祭りの花火が屋根に落ちて火災となり、堂宇をはじめ多くの寺宝を焼失したが、由緒ある寺蹟として県指定の史跡となっている。残された寺宝は、 延文2年(1357)に造顕された重要文化財に指定されている夢窓国師座像である。 |
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![]() 夢窓国師座像 |