


| 南アルプス市榎原442 tel055(285)0072 | ||||||
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| 「梓橋 梓の橋の観世音 導きたまえ 知るも不知らぬも」。長谷寺に伝わるご詠歌である。この歌に詠われた梓橋は長谷寺の山門(仁王門)をくぐって、観音堂に向かう途中の小さな池に架かっている。山門から直進するとコンクリート製の橋を渡ってしまうが、梓橋はその左手に幅60cm、長さ1.5m程もあろうか、2枚の自然石で太鼓状に池をまたいでいる。知らないと見過ごしてしまいそうな小さな橋で、表面は参拝者の観音堂への足跡を刻んでいる。 寺記によると、1200年前の天平年間(729〜748)、大和の国長谷寺になぞらえ、行基によって開創されたと伝承されている。観音堂は四方が三間(さんま)、単層屋根の入母屋造り、桧皮葺形の銅板葺の重厚な建物で重要文化財に指定されている。昭和24年(1949)、解体修復時に発見された大永4年(1524)と記された墨書の旧材によって建築年代が確認された。再建当時は禅宗の盛んな時期で、建築様式にも禅宗の影響が見られるという。 | ||||||
![]() 毎年3月18日に行われる春祭り。稚児行列があり、大般若経が転読される | ||||||
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本来の本堂が老朽化し、取り壊してしまったため長い期間、本堂と呼ばれ親しまれてきた。本尊の十一面観世音菩薩は身長168cmで桂の一本彫り。室町時代末の見事な厨子に安置されているが、残念なことに「秘仏」であるためその姿を拝観できるのは、24年後の平成36年3月18日まで待たねばならない。 毎年3月18日の春祭りは昔から盛大に行われ参拝者で賑う。かつては鐘楼のまわりを近隣から集まった農馬が走り回って参拝する、珍しく、また勇壮なお祭りだった。戦後は生活様式が変化したため馬の参拝はなくなってしまった。 寺の入口にある仁王門は、旧八田村と旧白根町の町村境であった新規の農道脇にあるため、車の往来もかなりあるが、周辺はサクランボやモモの畑に囲まれ、花見も楽しめる。創建時には参道が5kmほどあったと伝えられ、今でも旧参道脇に、なごりの石仏が立つ。 |
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![]() 山 門 |