
| 甲府市(旧中道町)上曽根4042 tel 055(266)3434 | |||||
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| 向昌院から北西へ、長い下り坂をいく。三差路を左折すると県立考古博物館、その先は平和通りに続き甲府市街へと至る。右折するとすぐ先に竜華院の入口がある。小高い丘の上にあり、考古博物館からもよく見える。自動車用の入口の先に、左右をアジサイに飾られた長い石段がある。木漏れ日の中を登り詰めると広々とした境内が現れる。 平成7年(1995)、開山の桂節宗昌(けいせつそうしょう)500回忌を記念して境内内外の大改修を行った。建物も庭も、いまだに生まれ変わったかのような新鮮さが感じられる。とくに、東側の回遊式大石積庭園は圧巻だ。見る角度によって石段が、伏せた竜の姿を思わせる。サツキの花の時期に歩いてみたい。 | |||||
![]() 華巌の釈迦如来像 | |||||
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この寺が開かれたのは嘉吉元年(1441)。広厳院(第35番)を開いた雲岫宗竜(うんしゅうしゅうりょう)の高弟・桂節宗昌を、この地の豪族・曽根祥雲道慶が招いた。以来、180カ寺を越える末寺を持つ大勢力となった。5代住職・角雲玄麟(かくうんげんりん)は、甲斐河内領主の穴山梅雪(ばいせつ)の叔父にあたり、穴山氏の外護も受けた。また、山号の「吉国山」は徳川家康から与えられたものと伝えられている。 本尊の釈迦如来の内部には、座高28cmの仏像が納められている。 定説では華厳(けごん)の釈迦如来像だが、寺では「弥勒仏」と呼び、"胎内仏"として祀っている。 弥勒仏は"今から生まれる"仏である。現在は天上で、天人たちに説法の仕事をしているが、56億7000万年後にこの世に生まれ、竜華樹(りゅうげじゅ)の下で悟りを開き、成仏することになっている。したがって、本尊は「仏を宿した仏」といえる。寺では、「本尊を拝んで子供に恵まれた人が数人いる」といい、「子授けの霊験がある」と話す。また、同寺では自然食料理教室などを開き「生まれてきた命を健康に育む」ことにも独自に取り組んでいる。 |
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![]() 回遊式大石積庭園 |