
| 都留市大幡1541 tel 0554(43)3359 | ||||||
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| 中央自動車道河口湖線都留インターの出口を右に折れ、県道都留−高畑線を大畑川に沿って2km余り登り大幡地区に入ると、道沿いに広教寺がある。「甲斐国志」によると広教寺は、建仁2年(1202)、将軍、源頼家の本願で寿三和尚が開いた。最初は臨済宗建長寺派に属していたが、天文9年(1540)曹洞宗に改宗した。山号の「大幡山」は地名からきている。 江戸時代は、郡内でも最大級の寺院で、四方に回廊を巡らし、本堂も四脚門を持つ壮麗な建物であったというが、今から100年前の火災によって総門を除いて全てを焼失してしまった。往時の面影は、100mほど南の総門の脇に建つ巨大な「三界萬霊等」に見られるだけである。 山門を入ると正面に本堂、右手に鐘楼、左手には瑞宝殿がある。瑞宝殿には、善光寺如来、豊川稲荷、七福神の福禄寿の3体が祀られている。 | ||||||
![]() 延命地蔵菩薩 | ||||||
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本堂は、近くの天台宗寺院の堂を移設したもので、建築様式から見て古い時代のものと言われているが、 建築の年代などは明らかではない。鐘楼、庫裏、瑞宝殿などは平成5年に再建されたものである。 本尊の地蔵菩薩像は明徳元年(1390)、京都の仏師、七条法眼により刻まれたもので、市の文化財に指定されている。また、この寺には宝永6年(1709)に作られた千躰薬師がある。これは、座高10cmほどの像を中心に、千体の薬師像が厨子の中に安置されているという珍しい仏像で、寺宝となっている。 広教寺の善光寺如来祭り(1月7日)と千躰薬師祭り(10月11日)には近郷近在から多くの女性たちが参拝に訪れる。この地方は地名が「大幡」というように、昔から「機織り」の盛んな地域で、女たちは、家事に加え、織物仕事に追われる日々を過ごしていた。祭りの日は、誰にも気がねせず、大いばりで外出ができ、くつろいだ時を過ごすことができる日でもあったのである。広教寺は女性たちの信仰が厚い寺である。 | ||||||
![]() 千躰薬師 |