都留市下谷2954 tel 0554(43)2690
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
市指定文化財・中興開山小山田契山画像、龍虎梅竹の金屏風、釈迦十六善神像、中雀門ほか
富士急行線、都留市駅、または中央自動車道都留I.C.より車で10分/ 「羽根子入口」バス停から徒歩13分
拝観料 志納
駐車場あり
 都留市の西部、羽根子の集落に行く。家並に入る手前に長生寺がある。参道の両側には数多くの梅の木があり、春になると一斉に花が開き、あたりはふくいくたる香りに包まれる。
文明元年(1469)、武田信昌によって開基され、その後この地を支配した小山田信有、鳥居成次、秋元泰朝らが護持してきた。参道入口にはこの4人の名を彫った「開基塔」が立てられている。
この寺は歴代の谷村郡内の領主の菩提寺として外護を受けてきた郡内屈指の名刹で、江戸時代には修行僧70人を数え、七堂伽藍と多数の末寺を擁した大道場であった。
 明治15年(1882)の火災で「中雀門」を残して全山焼失、その後、明治17年に本堂など一部は再建されたものの荒廃は進み、文化財も四散し、一時は廃寺寸前になった。


石段の上に立つ中雀門
その後歴代の住職や地域の人たちの努力で、昭和56年(1981)の開創500年を期に、諸堂を再建するとともに境内も整備し、現在の姿になっている。境内には本堂、客殿、弁財天等の堂宇が並んでいる。
また、参道の途中には鳥井成次が元和年間(1615〜1624)に寄進したという「中雀門」(市指定文化財)がある。この門は通常、総門と山門の間にある門だが、県内で中雀門のある寺は少ない。
寺宝としては、都留市の文化財にもなっている「中興開山小山田契山画像」をはじめ、鳥居成次が徳川家康より拝領したという「軍扇」、さらには都留市の文化財に指定されている「釈迦十六善神像」などがある。
この寺には幼稚園が併設されており、一日中、子供たちの元気な声が境内に響いてくる。


軍  扇