
| 山梨市三ヶ所620 tel 0553(22)0829 | |||||||
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| 雲光寺を南へ1.5km、中央線の踏切を渡ると清白寺はすぐ。塩山駅から石森山を結ぶ道路には大きな案内板が出ている。寺に通じる狭い参道は山門までまっすぐのび、両側はウメの古木が並木となっている。春にはふくいくとした香りがあたり一面にただよう寺である。周辺の風景は、御坂山塊や大菩薩連峰がとり囲むように連なって見え、寺はこれらの山々を借景として建っている。 清白寺はその建築様式が禅宗様伽藍配置となっていて、山門から正面にある仏殿、法堂が一直線上に並ぶ。昭和30年に国宝に指定された仏殿は石組みの基段の上に方3間、桧皮(ひわだ)葺きの入母屋(いりもや)づくり。軒は曲線が二重になっていて、当時禅宗とともに移入された宋様建築独特の美しさを形づくっている。内部は柱がすべて円柱で、かつては絹張りの上に漆が施されていたという。天井は鏡天井で竜の墨絵が描かれ、内陣の須弥壇(しゅみだん)も宋様の珍しいものだ。堂内には千手観音が祀られているので観音堂とも呼ばれている。 | |||||||
![]() 夢窓国師像 | |||||||
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寺は元弘3年(1333)、夢窓国師を開山に、足利尊氏によって開基されたという。創建当時は建長寺末であったが、江戸初期に妙心寺末に転じ、この間の寺歴はあまり明確でない。天和2年(1682)に火災に遭い、このとき現在の国宝の仏殿(観音堂)だけが残った。また、正面右手にある庫裏は茅葺きの大きな屋根に木組みの白壁という優美なもので、県指定の文化財。 西側にある井戸が諏訪湖に通じているといわれ、そこから「海涌山」と号したという。この井戸は日照りのときにも涸れることがなく、水位が諏訪湖と常に同じだと言い伝えられている。また寺号の清白は源氏の白旗から来たものといい、寺の紋も「丸に二引両」の足利氏の紋を用いている。 同寺には寺宝として若々しい顔立ちの夢窓国師像があり、これは本堂釈迦如来像の脇に安置されていていつでも参拝できる。また、庫裏の裏にある庭も夢窓国師の作庭といわれ、夏には大輪の蓮の花が鑑賞できる。 | |||||||
![]() 山門前の地蔵と梅 | |||||||